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2022年11月

2022/11/30

PHENOMENA Ⅱ/DREAM RUNNER フェノメナⅡ ドリーム・ランナー

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

87年作、全3部作として一大ロック・コンセプト・アルバムとして発表されたフェノメナ・シリーズの第2弾アルバム、「フェノメナⅡ ドリーム・ランナー」、入荷しました。

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前作に引き続きトラピーズに作曲家として参加していたトム・ギャレーがプロデューサーを担当、そして彼の実弟であり当時怪我の為にWHITESNAKEを離脱しなければならなかったメル・ギャレーと共に兄弟で音楽担当を手掛けています。


コージー・パウエル等の一流ミュージシャンが参加した事で前作は話題になりましたが、今回も凄まじい面々が揃っています。

ニール・マーレイ、グレン・ヒューズは続投となり、新たに参加したのはBADLANDSで名を上げた故、レイ・ギラン、そしてやはり他界してしまったジョン・ウエットン、元GTRのマックス・ベーコンといったヴォーカル勢。

元THIN LIZZYのスコット・ゴーハム、そして日本から当時VOW WOWとして活動していた山本恭司と新美俊宏、更に珍しいところでは「TAKE ON ME」の大ヒットで知られるA-haのツアー・メンバーとして活動していたドラマー、マイク・スタージスの名も並んでいます。
(今となっては21GUNSやASIA、あるいはメイデンのエイドリアン・スミスが結成したバンド、PSYCO MOTELのドラマーと言った方がわかりやすいかもしれません)

ジャケットは前作にも登場した少女の姿があり、完全なる続編であるコンセプト作になる様なのですが、日本語解説には実に興味深い情報が載せられています。

どうもイギリスで80年代初頭、交通事故の被害者で昏睡状態に陥った患者に音楽を聴かせて覚醒させようとした事実があるそうで、この話にインスパイアされたトム・ギャレーが着想を得たそうです。

テレパシーを使う少女が主人公のSFファンタジーといったところなのでしょうが、筋がわからなくても十分楽しめる高性能メロディアス・ハード・サウンドが展開されています。

英国的な翳りのある哀愁節と、洗練されたアレンジ、メロディはむしろ80年代メタルの主流であったアメリカン・スタイルを流用という、同時代のイギリスではなかなか見られなかったタイプのサウンドに徹しています。

ブラック・サバス、ブルー・マーダー、そしてバッドランズと渡り歩いていたレイ・ギランの熱唱が特に目立ち、こうしたメロディアスでキャッチ―な歌メロが実に良く似合っていたと思えます。

曲によってはカル・スワンの声にも似ている部分もあるのですが、もしかしたら意識していたのではないでしょうか。

シングル・カットもされ、唯一ジョン・ウェットンがヴォーカルを担当した「Did It All For Love」ではASIA真っ青のドラマティック・バラードが展開され、この曲を聴くためだけでも本作は必聴と言えるかもしれません。

ちなみにこの曲のギターはスコット・ゴーハム、ドラムはマイク・スタージス。

このプロジェクト参加がきっかけで、二人がASIAに一時的なメンバーとして呼ばれたのではと想像してしまいます。

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2022/11/30

DEF LEPPARD/MIRROR BALL-LIVE & MORE デフ・レパード ミラー・ボール

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

デフ・レパードが2011年に発表した、デビュー30周年にして初のオフィシャル・ライヴ盤、「ミラー・ボール」、入荷しました。

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スタジオ・ワークの凝りようによって、個性を保ち続けてきたバンドですが、ライヴでの再現力も非常に優れていた事は昔から有名だったと思います。


完璧なバンド・サウンドと、グレイテスト・ヒッツに近いセットリストは、まさにファン待望のアルバムと言えるのではないでしょうか。

2008年から行われた「Sparkle Lounge Tour」からの音源となり、セットリストも当時の最新作からのナンバーが挟まれているのですが、「Switch 625」がプレイされているのには喜ばずにはいられません。

本作の聴きどころはライヴ音源だけではありません。

スタジオ・テイクの新曲3曲も含んでいて、これがまた素晴らしいナンバーとなっています。

「Undefeated」は、「Adrenalize」に収録されていてもおかしくない、典型的なレパード節が炸裂しています。

「It's All About Believin'」も、80年代の彼等を彷彿させるミドル・ポップ・ナンバーで、いかにもフィル・コリンといったセンスが漂っています。

過去にその影響は隠してきませんでしたが、クイーンへのオマージュがここまでされたのも珍しい、「Kings Of The World」が特に聴きものです。

リック・サヴェージ作によるこの曲は、これまで多くのバンドがQUEENをお手本にしてきた中、最も優れた成績を残したと言えるのナンバーではないでしょうか。

そしてDVDも必見で、ファンなら涙無しでは見られないシーンは、これまでの彼等の長い歴史の中で、おそらく最もドラマティックなものとなっている気がします。

ジョーによる突然のMCにより、今まで公の場では封印されてきたリック・アレンの悲劇をライヴ中に振り返り、ドニントンの大観衆がそれに応えます。

万感の思いの中、涙を浮かべるリック、彼を暖かく見守るジョーを始めとするメンバー、そしてオーディエンス。

世界的人気を誇るロック・バンドの、人情味溢れる一面を垣間見れる事に感激できます。
(日本語字幕はありませんが、英語に弱い方でもファンならその感動は必ず伝わるものと思います)

2022/11/29

浜田麻里/Aestetica 2010年作 エステティカ

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

メルダック移籍第3弾、前作からは約3年ぶりとなった通算20作目のアルバム、「エステティカ」、入荷しました。

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この人のキャリアから言えば多少長いブランクとなりましたが、その間育ての親と言える樋口宗孝の訃報、デビュー25周年記念の2枚組コンピレーションをリリース等、ある意味節目とも言える時期であったと言えます。


アルバム・タイトルはラテン後のaesthetica(美学)とestetica(耽美、唯美)からの造語とも思えますが、まさに言い得て妙、50歳を目前にしての貫禄、探究心、美声が全て最高のレベルで具現化された1枚と思われます。

まず注目すべきは、当時やはり徳間ジャパンに在籍していたLOUDNESSから高崎晃が参加している事でしょう。

アルバム冒頭の2曲、「STAY GOLD」、「SOMEBODY'S CALLING」で聴けるこの両者のタッグは、ゴージャスかつ流麗なメロディも手伝い、80年代ジャパメタ・ファンからすれば感慨深いものがある豪華な共演となっています。

浜田麻里作品ではお馴染みとなった本間大嗣、更に寺沢功一、満園庄太郎、宮脇“JOE”知史の名前も並び、日本のHR/HM界のトップ・ミュージシャンが揃っているのも見逃せません。

また前作同様、海外の一流ミュージシャン、マイケル・ランドゥ、リーランド・スカラー、グレッグ・ビソネットが参加しています。

昨今の嬢メタルを軽くいなすかの様な完璧なハイトーン・シャウト、寸分の隙もないメタル・サウンドは最早ひれ伏す他ないと思われ、加えてインナーで堪能できる美魔女としての美貌と若さはただただ見惚れるばかりとなっています。

また特筆すべきは、この人のセルフ・プロデュース能力でしょう。

美学を追求するために必要な人材集めから、楽曲の完成度の維持、そしてメロディに最適な声、表現力を自らコントロールできるというのは、世界広しと言えども女性ヴォーカリストとして単独プロデュースを貫徹する人は他にそういないのではないでしょうか。

特に作曲センスも冴えを見せていて、自ら手掛けたナンバーは全て、かつてJ-POPフィールドで活躍していた頃のポップでキラキラしたものを感じさせます。

全曲がシングル・カット可能な勢いなのですが、前述の高崎晃参加の「STAY GOLD」は重厚なメロディアス・ハード、自作の「STELLA」はスケールの大きいバラード、80年代の黄金メロディが炸裂した「CRESCENDO」等は、この人のファンを続けてきて本当に良かったと思える事請け合いです。

全体的にはここ数年のアルバムと比較すると、かなり全盛期に近いキャッチーさに自覚的であったと思われ、各曲のモダンなメタル・サウンドにこだわったアレンジとの対比が独特の魅力を持っている美しい1枚です。

2022/11/27

LIVING COLOUR/TIME'S UP リヴィング・カラー タイムズ・アップ

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

88年作の「Vivid」での衝撃的なデビューから2年、リヴィング・カラーのセカンド・アルバムとなった、「タイムズ・アップ」、入荷しました。

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グラミーのベスト・ハード・ロック・パフォーマンス部門での受賞、ローリング・ストーンズのオープニング・アクトとしての抜擢等、一躍時のバンドとして脚光を浴びます。


アンスラックスとのツアーも敢行し、メタル・ファンからも認知され、黒いツェッペリンという呼び名も最早不要な程、彼等をキワモノ扱いする傾向も少なくなったと思います。

本作でも本格的メタル・ソングを含むハード・ロックぶりが嬉しい内容となっています。

「エルヴィスは死んだ」と言い切る彼等の言葉に対する自覚もはっきりとしてきます。

クイーン・ラティファ、ミック・ジャガー、リトル・リチャード、そして久保田利伸のゲストも迎えながら、バラエティに富んだ作風が器用さを目立たせていますが、やはりタイトなバンド・サウンドのダイナミズムさが心地良い1枚です。

2022/11/26

RIVERDOGS/CALIFORNIA リヴァードッグス カリフォルニア

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リヴァードッグスの2017年作、「カリフォルニア」、入荷しました。

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WHITESNAKEを離脱したヴィヴィアン・キャンベルが、その動向を注目される中、アメリカの無名のバンドであるリヴァードッグスに急遽加入、話題を集めたのが1990年。


その後ヴィヴィアンは91年に元FORIGNERのルー・グラムとSHADOW KINGを結成。

アルバム1枚のみの活動でしたが、確かな存在感を残したバンドでした。

その後ご存じの様にDEF LEPPARDの正式メンバーとして大活躍するわけですが、ブルースに立ち返ったこのRIVERDOGSの活動は消滅したかのように見えました。

ところがどっこい、ヴィヴィアンか去った中、メンバーは地道に活動を続け、2011年にはヴィヴィアンを引っ張り出し、「World Gone Mad」なる4作目を発表しました。

デフ・レパードの活動はもちろん、この頃のヴィヴィアンは再結成THIN LIZZY、あるいはかつてのDIOとのメンバーでLAST IN LINEでも精力的に活動してきました。

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作曲面でもヴィヴィアンが本格的に取り組んだ本作、通算なんと5作目となるそうですが、きっちりとしたブルーズ・ロックの踏襲ではなく、かなりオーセンティックなハード・ロック路線が目立ちます。

情緒過多になりすぎないメロウな感覚も見事で、ある意味昨今の王道アメリカン・ロックにも聴こえてしまうかもしれません。

ブルージーな声が魅力のヴォーカリスト、ロブ・ラモースの表現力も、各曲の特徴に的確に反応、なかなかの巧さを発揮してくれています

予備知識抜きで聴くとなかなか楽しめてしまう1枚として、全曲が魅力の好ナンバーが揃ったハード・ロック・アルバムと言えるでしょう。

2022/11/25

KANSAS/SONG FOR AMERICA カンサス ソング・フォー・アメリカ

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オリジナルは75年作、カンサスのセカンド・アルバムとなったアルバム、「ソング・フォー・アメリカ」、入荷しました。

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プロデュースにジェフ・グリックスマンを迎え、以降の黄金期を両タッグで築いていく事になります。


ジャケットのイメージも大きく変わり、いかにも70年代のプログレ・ハード的な雰囲気が漂っていますが、サウンドの方もハード・ロック、メタル色が強調されています。

彼等にしては珍しいブルージーな味わいのハード・ロック・ナンバーもありますが、泥臭くはならずに大陸的なダイナミズムに溢れているのが、アメリカン・ハードらしい所です。

2022/11/25

UFO/MECHANIX メカニックス

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オリジナルは82年作、80年代のUFOの傑作の一つで、彼等のアメリカナイズされたポップ路線がいよいよ極まった名盤、「メカニックス」、入荷しました。

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プロデューサーにはエアロスミスやフォリナーとの仕事で有名なゲイリー・ライオンズを迎え、ワイルドさと洗練されたキャッチーなセンスが見事な融合を見せています。


彼等にしては久々と言えるエディ・コクランのカヴァー、「サムシング・エルス」も余計と思える程の充実した楽曲が並び、緩急のバランスも優れています。

過小評価されているギタリスト、ポール・チャップマン、天才的メロディ・メイカー、二ール・カーターの活躍が目立ちます。

傑作の多いバンドですが、隠れ名盤的な味わいのある1枚です。

2022/11/24

BLACK SABBATH/PARANOID ブラック・サバス パラノイド

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは70年作、ブラック・サバスのセカンド・アルバムとなった1枚、「パラノイド」、入荷しました。

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前作から僅か7ヵ月後にリリースされながら、格段のサウンド向上にまず驚かされます。


オカルトをモチーフにしながら、やりたい事を全部詰め込んだ感があったデビュー作に比べ、一層のへヴィ・サウンドを重視しています。

キャッチーなリフが印象的なアルバム・タイトル曲や、初期の代表曲となった「アイアン・マン」ばかり目立っている様ですが、ストーナー/ドゥームの原点となった「Electric Funeral」や「Hand Of Doom」こそが本作を永遠に伝説化させているのだと思います。

地を這う様なリフ、とはまさにこれらの曲を言うわけで、スローでありながら重くでダークという革新的な音を生み出したのでした。

アルバム後半では彼等のジャズ指向がまだ残っていて、若きサバスが果敢にバンド・サウンドに幅を持たせようとしている姿が伝わってきます。

ジャケット・ワークもオカルトから一転、SFっぽい雰囲気がミステリアスで秀逸です。

時代の空気を取り込むセンスと、オジーの特異なキャラがすでに貫禄を持たせているのが奇跡的な1枚です。

2022/11/23

METALLICA/METALLICA メタリカ メタリカ

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

メタリカの91年作、通産5作目となった1枚で、通称ブラック・アルバムとして有名なアルバム、「メタリカ」、入荷しました。

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最早説明不要のモンスター・アルバムだと思いますが、メタル・ファンにとっては語らずにはいられない意味を持った作品ではないでしょうか。

彼等がチャート上で全米制覇しただけでなく、自ら80年代メタルを一掃、新たな方法論を提示してみせた大傑作です。
ランジ、オルタナの大きな波の中で、メタルを一つ上の高みへと押し上げたのは、徹底したリフの構成力と、ダークでドラマチックなメロディ作りがあったのだと思います。
またそれ以上にスピードよりもグルーヴ、ファッションよりも信念を大事にしていた事も見逃せないと思います。
新たな彼等の代名詞となった「エンター・サンドマン」、スラッシュからの脱却と、バンドに深みを与える事に成功した「ジ・アンフォーギヴン」、気高い美しさを誇る「ナッシング・エルス・マター」等、名曲揃いの1枚です。
2022/11/22

BLUE OYSTER CULT/HEAVEN FORBID ブルー・オイスター・カルト ヘヴン・フォービッド

す全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ブルー・オイスター・カルトの通算13作目となった98年のアルバム、「ヘヴン・フォービッド」、入荷しました。

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メジャー契約を失いながらもかなり充実した内容が見逃せない1枚です。

サントラ盤、ベスト盤のリリースはありますが、オリジナル・アルバムとしては88年作の「IMAGINOS」からは10年ぶりとなっています。
アメリカではライヴ・バンドとして根強い人気を誇る彼等ですが、日本ではB級バンドとしてずっと見られているのが残念でなります。
本作ではリズム隊に新メンバーを加えての復活となりましたが、ドラマーとしてなんとRAINBOWの卒業生となる2人、ボブ・ロンディネリ、チャック・バーギが参加しています。
肝心の内容ですが、これがなかなか力が入っていて、70年代の彼等のゴリゴリしたハード・ロック感が蘇り、お家芸であるトリプル・ギターが炸裂する痛快な出来となっています。
80年代の彼等の作品はハード・ポップ的なアプローチも強かったのですが、ここではそれが控え目になっていて、代わりに渋目のメロディアス・ナンバーが増えている感があります。
彼等の特筆すべき個性は、ブラック・サバスへのアメリカからの回答とも言われたオカルト指向でしたが、特に本作ではモダンなスタイルでその彼等らしさが表現されています。
SF作家のジョン・シャーリーを作詞家に迎え、BOCらしいホラー、スリラー、そしてサイバーパンク的な世界観が描かれ、まるで短編小説を読み解いていく様な楽しみもあります。
彼等の作品中最もグロいと思われるジャケット・デザインは、本来は裏ジャケットである女神的な女性のイラストが表として日本では差し替えられています。
ホラー映画さながらのこのジャケでは、それも致し方無い事だと思われます。
派手ではありませんが、ベテランの成せる業、そして手堅いメロディが、古くからのファン満足させた力作でした。
ちなみにアルバム・タイトルが意味するのは、「そんな事あるわけない!」という口語で、このアルバムの内容を実に良く表していると思います。

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