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2023年08月

2023/08/06

LOUDNESS/DEVIL SOLDIER 戦慄の奇蹟 ラウドネス

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは82年作、前作から一年と空けずにリリースされたラウドネスのセカンド・アルバム、「デビル・ソルジャー ~戦慄の奇跡~」、入荷しました。

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「THE BIRTHDAY EVE 誕生前夜」と対になった形で、アルバム・タイトル、ジャケット・アートが関連性を持っているのですが、当時は次作で完結する初期3部作という流れを知る由もなく、ラウドネスがよりN.W.O.B.H.M.からの影響を色濃くした印象がありました。


プログレッシヴなプレイ、構成も随所に見られますが、リフの持つキャッチー度は本作の方が優れていると思われ、一般的に言われる様にインパクトでは前作に負けていたのかもしれませんが、メロディの充実度は劣っていない気がします。

気恥ずかしい歌詞は更に勢いづいてしまってる感も拭えませんが、ヴォーカル・テクニックはかなり向上しているのが良くわかります。

特に情緒過多とも言える哀愁バラード、「AFTER ILLUSION」での二井原氏の表現力は、昭和の香りがするメロディをかなりの説得力で押し切るパワーがあったと思います。

キャッチーな「LONELY PLAYER」は、歌詞がちょっとエロいのですが、オープニング・ナンバーとして堂々の完成度を誇っています。

レイジー時代からのセンスを感じさせる「HARD WORKIN'」は、この時期の彼等ならではの佳曲で、ポップな歌メロと高度なバンド・サウンドが絡む、ジャパメタという言葉が良い意味でピッタリなナンバーだと個人的には思えます。

日本のメタルがいよいよ英国勢を脅かすだろうとさえ思わせてくれた「ANGEL DUST」、長尺ながら最後まで息をつかせないスリリングなヘヴィ・ナンバーとなったアルバム・タイトル曲等、捨て曲無しの充実度は見事です。

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2023/08/05

IRON MAIDEN/A MATTER OF LIFE AND DEATH 戦記 アイアン・メイデン

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

前作「死の舞踏」から4年、14作目となった06年作のアイアン・メイデンのスタジオ・アルバム、「戦記」、入荷しました。

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新作リリースの度にライヴ・アルバム、ベスト盤を挟むのが慣例となって

いた昨今ですが、毎作品の完成度は相変わらず高いと思います。


本作では7分から9分に渡る長尺のナンバーが大半を占め、このバンドが80年代から見せていたプログレ指向を強く感じさせます。

どの曲にもこれまでのメイデンを思わせる高揚感溢れるドラマティックな盛り上がりがあり、メタル・バンドとしてのダイナミズムはもちろん失われていません。

RUSHがそうである様に、プログレッシヴでありながら、大衆性を備えているのと方法論は似ているかもしれません。

2023/08/04

SCORPIONS/RETURN TO FOREVER 祝杯の蠍団 スコーピオンズ

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

結成50周年という、ロック史上稀に見る長寿バンドとして現役活動宣言を堂々と果たしたスコーピオンズの2015年作、「祝杯の蠍団」、入荷しました。

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解散宣言がされた前作、「蠍団とどめの一撃 Sting in the Tail」から5年、少しも錆びついていないリフとシャウトには、本当に頭が下がります。


多くの人が一聴して思うであろう、これぞスコーピオンズ節の嵐となり、老成円熟とも言えるし、不老不死とも言いたいメロディの輝きが目立ちます。

さすがに50年というキャリアだけに、彼等の音楽性は在籍したギタリストの個性や時代の流れにより一言ではまとめられないものがありますが、本作はまさに82年作の「蠍魔宮 Blackout」以降のスコーピオンズの歴史を総括したものと思えます。

キャッチーかつメロディアスでありながら、完全なる鋭利なリフはもちろん健在、更にメタルに留まらない世界的ロック・バンドのパブリック・イメージはバラード・ナンバーでしっかりと定着されています。

そして彼等の最大の問題作と言える99年作の「Eye II Eye」のモダン・ロック的なサウンドもここでさらりと見せているのも、実に興味深いところです。

「禁断の刺青 Love at First Sting」、「Savage Amusement」の黄金の流れもしっかりと感じられ、このバンドの奇跡的な創作意欲に本当に驚かされます。

瑞々しさと職人的手腕が同居しているのも実に見事なのですが、クラウス・マイネのまだまだ艶っぽい声にも感動させられる事必至です。

一体何故彼等がここまでロックの楽しさ、心地良さ、そしてメタルのキラキラ感をこうして保っていられれるのか、それを考えるだけでファンは負けずにいつまでも枯れる事なく若くいよう、と思えてしまうのではないでしょうか。

ボーナス・トラックとして収録されている、「The World We Used To Know」のデフ・レパードっぽいミドル・ポップ・ナンバーも初々しく感じられ、まだまだスコーピオンズがこの先も未来を見せてくれる事を強く信じさせてくれる傑作となっています。

2023/08/04

PAUL STANLEY/LIVE TO WIN ポール・スタンレー リヴ・トゥ・ウィン

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

78年にKISSのメンバーがそれぞれソロ名義でアルバムを一斉にリリースという前代未聞の快挙を成し遂げましたが、本作はポールが28年ぶりにソロ名義として発表したアルバム、「リヴ・トゥ・ウィン」、入荷しました。

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各メンバーのソロ活動は個性が強く出た作風が目立ちましたが、やはりポールが一番KISSらしいという事が改めて証明されたアルバムになっています。


デズモンド・チャイルド、アンドレアス・カールソン、ホーリー・ナイト等、職業ライターの超大物が揃っていますが、元々キッスがそういった手法をエアロスミスやボン・ジョヴィよりも先に実践していた事を考えると、納得がいきます。

長年キッスを支えてきたブルース・キューリックがベーシストとして参加しているのも、嬉しい話題です。

モダンなハード・ロックから、キャッチーなKISS路線、ポールらしいパワー・バラードまで、間違いの無いナンバーばかり並んだ傑作です。

2023/08/03

浜田麻里/IN THE PRECIOUS AGE イン・ザ・プレシャス・エイジ

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは87年作、浜田麻里の通産7作目となったアルバム、「イン・ザ・プレシャス・エイジ」、入荷しました。

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本作が初の海外(ロス)レコーディング作となり、以降のこの人のジャパメタの枠を超え、大きく変貌していった転機作であり、意欲作となりました。


迎えられたプロデューサーはなんとマイク・クリンクで、「アペタイト・フォー・ディストラクション」がリリースされたのは87年8月、本作は同年9月という事実にまず驚かされます。

マイク・クリンクがガンズと日本が誇る歌姫の制作を掛け持ちでやっていた可能性も考えられ、実に感慨深いものがあるというものです。

更にLAの一流スタジオ・ミュージシャンが集められ、ジャパン・マネーの威力のせいもあるのでしょうが、かなりゴージャスになったサウンド・プロダクションが、以降バブルの象徴にも成りかけた「浜田麻里」像を音で印象付けた点も見逃せません。

ダン・ハフ、マイケル・ランドゥー、ティム・ピアース、ジョン・ポーカロ、マイク・ポーカロ、ジョン・キーン、ボビー・コ-ルドウェル等々の参加は、当時日本では永ちゃんくらいしか集められる人はいなかったのではないでしょうか。

キラキラしたバンド・サウンドと、洗練されたメロディの融合、更に唯一無比の歌声が揃えば最早無敵と思える完成度を誇っています。

AORへの接近も当然見られるのですが、「999 One More Reason」等は世界レベルに達したハード・ポップ、メロディアス・ハードとしての風格さえ身に付けたのではないでしょうか。

2023/08/02

FM/APHRODISIAC アフロディジアック

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは92年作、FMの通算4作目となったアルバム、「アフロディジアック」、入荷しました。

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英国産メロディアス・ハード、ハード・ポップの名バンドとして知られていた彼等が、古き良きブリティッシュ・ハードの香りを強め、WHITESNAKE、あるいは「NEW JERSEY」の頃のBON JOVIの様なサウンドへとシフトした好盤です。


元々DIAMOND HEAD、SAMSONといった初期N.W.O.B.H.M.シーンで活躍したメンバーと、元FREE、BAD COMPANYのサイモン・カーク、オジーの「暗闇にドッキリ!」の作者でもお馴染みフィル・スーザン等が結成したWILDLIFEのメンバーだったオーヴァーランド兄弟が合体したバンドで、遅れてきたポップ・メタル勢として80年代後半に隠れ名盤を残しています。

同時期のTHUNDERが、前身バンドTERRAPLANEでハード・ポップ・スタイルを展開していた経緯と似ていた事もあり、FMもまた本作以降ブリティッシュ・ハードの復権を担う存在として注目されました。

THUNDER程はブルース回帰が強いわけではないのですが、タメのあるミドル・テンポ、哀愁感溢れるメロディ、そしてスティーヴ・オーヴァーランドの適度にハスキーな声により、良質のメロディアス・ハード・ロックとしてバンドは再生されました。

元々メロディ・センスのかなり優れたバンドだっただけに、土臭くなり過ぎない洗練されたサウンドが個性となり、キーボードのキラキラ度、ホーン・セクションの導入も無理なく曲に合っています。

イギリスのバンドとしてはかなり高揚感溢れる明るさが目立ちますが、バラードでの湿り具合はさすがにお手の物と思われ、「Closer To Heaven」、「Hard Day In Hell」ではゲイリー・ムーアやポール・ロジャースを彷彿させる泣き節を披露してくれています。

日本盤ボーナス・トラックでは、初期のメロディアス・ハード色が強いスタジオ・テイク、「Chinese Whispers」と、GFRとFREEのカヴァーのライヴ・ヴァージョンが収録されています。

2023/08/01

MANOWAR/THE TRIUMPH OF STEEL マノウォー 勝利の鋼鉄

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

「Death To False Metal (偽メタルに死を)」をスローガンに、80年代を渡り切ってきたマノウォーの92年作、通産7作目となったアルバム、「勝利の鋼鉄」、入荷しました。

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デビュー10周年という節目に発表されたアルバムで、より大作主義を掲げた結果、重厚でドラマチック、そして何よりもパワフルというイメージが強固なものとなっています。


ギリシャ神話を題材にした歌詞世界と、30分近い組曲となったオープニングは、メタルが80年
代において果たしてきた商業的成果を全く無視した様な硬派なものとなっています。

時代に逆行どころか、最早アメリカでは誰も歩もうとしない路線を突き進む姿には感動すら覚えます。

ややもすれば、この極端なマッチョ志向こそがメタルの笑える部分とも思われがちですが、プログレにも通じるサウンドの底に潜んでいるのは徹底した鋼鉄魂とも言える信念に他ならないと思います。

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